勝つために戦え!

勝つために戦え!

勝つために戦え!

「勝つために戦え!」押井守(2006)☆☆☆★★
※[914]、国内、現代、インタビュー


雑誌とwebに連載されたインタビューを一冊の本にまとめたもの。テーマは「勝敗論」。全18章(回)から成る。唯一1章(回)のみアニメ界を話題にしているが、概ね野球、サッカー、戦争が話題の中心、ごめん、ぼく野球も、サッカーも、勿論戦争も見ないので、読んだということで終わってしまった。
柔道で勝つということと、極めるということは全然別物だとか。「勝つ」ためには「勝つ」ということを勝負する前にきちんと決めなきゃとか、興味深い記述もあれど、基本的にはぼくには筋違いの本でした。よって評価不能


ちなみに押井守ってのは、世界の押井と呼ばれ、ジャパニメーションと呼ばれるアニメ世界では、世界に名のしれたアニメ監督。アニメにとどまらず、特撮なんかも作っちゃう人。興行的という点ではどうなのだろうな、アーティスト、クリエイター。とにかく彼の描く世界には惹かれてしまう。
最近ではこ「イノセンス」(実質「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の続編)が有名。個人的には「機動警察パトレイバー」映画版1,2がオススメ。2なんて、オヤジばっかのむさ苦しいアニメ映画(!)。また「うる星☆やつら2 ビューティフルドリ−マー」(映画)も忘れられない。学校という場で、文化祭というイベントというファンタジー異世界)。いつまでも、高校生で、みんなと一緒にいられたらという、青春movie。そういう高校生活を送った、一部の人には堪えられない作品!
ま、とにかく元ヲタクおやじの憧れの人です。


全然、読んだ本の感想になっていない。かってなくとんでもないレビュー(苦笑)。


蛇足:そういえば、最近氏自ら原作を書いた小説「立喰師列伝」が、氏自らメガホンを取り映画化されひっそり上映されているらしい。思いっきり、そういう世界を、思いっきり仲間うちの出演で製作したようだが・・・。映画館まで行こうという食指は動かない。TSUTAYAでDVDでいいんじゃないかな?
ええ、原作も図書館で借りて読みましたとも。